[[ファームウェア関数一覧>ファームウェア関数一覧#udd0c846]] *FLASH_ReadOutProtection [#p2daa344] #contents **ヘッダ宣言 [#y3521880] **関数プロトタイプ [#lbe927cb] FLASH_Status FLASH_ReadOutProtection(FunctionalState NewState) **動作 [#w66e600d] フラッシュメモリの読出し保護を設定する。 ***必要な前提条件 [#h60e7310] この関数を呼び出す前に既にオプションバイトを設定していた場合、この関数はそれらのオプションバイトを全て消去してしまうので、再度オプションバイトを設定しなおす必要があります。 **引数 [#faf52b57] -NewState&br; 読出し保護の新しい状態をセットする |ENABLE|読出し保護をする| |DISABLE|読出し保護をしない| 読出し保護の新しい状態をセットする&br; --ENABLE 読出し保護をする&br; --DISABLE 読出し保護をしない&br; &br; #include(Macro/NewState,notitle) &br; **戻り値 [#iffd0b3f] -FLASH_Status&br; 処理結果を返します |FLASH_BUSY|ビジー(処理中)状態| |FLASH_ERROR_PG|プログラムエラー| |FLASH_ERROR_WRP|書き込み保護状態| |FLASH_COMPLETE|処理完了| |FLASH_TIMEOUT|タイムアウト(時間切れ)| 処理結果を返します&br; &br; #include(Macro/FLASH_Status,notitle) &br; **サンプル [#gbbfcaaf] /* Disables the ReadOut Protection */ FLASH_Status status = FLASH_COMPLETE; status = FLASH_ReadOutProtection(DISABLE); **注意書き [#i76a62c0] 安全にオプションバイトをプログラムするためには以下の手順に従わなくてはいけません。 +フラッシュメモリの読出しを保護する必要がある場合、[[FLASH_ReadOutProtection]]関数を呼び出してください +フラッシュメモリのいくつかページ、又は全体を書き込み保護する必要がある場合は[[FLASH_EnableWriteProtection]]関数を呼び出してください +ユーザ・オプション・バイト IWDG_SW /RST_STOP /RST_STDBY をプログラムするために[[FLASH_UserOptionByteConfig]]関数を呼び出して下さい +ハーフワードの指定オプションバイトをプログラムするために[[FLASH_ProgramOptionByteData]]関数を呼び出してください +新しいオプションバイトを読み込むためにリセットをして下さい **参照 [#c2f2338f] -初期化([[RCC_Configuration]])&br; [[FLASH_PrefetchBufferCmd]]→[[FLASH_SetLatency]] -一般的な書き込み方法&br; [[FLASH_Unlock]]→[[FLASH_ClearFlag]]→[[FLASH_ErasePage]]→[[FLASH_ProgramWord]]→[[FLASH_Lock]]