あるパッケージが、長い間ほったらかしにされていることがあります。 このような寂しい状態になると、バグもどんどんたまっていきます。 こんな悲しい事態は、誰かが阻止しなければなりません。
次のようなパッケージは「孤児」になったものとみなします。
二ヶ月以上オープンされたままになっているバグがあり、 それに対して開発者が何のコメントも残していない。 あるいはその間に CVS へのコミットがない。
現在オープンされているバグはなく、バグ修正版が CVS にコミットされている。しかし、そのバグが修正されてから 六ヶ月以上たっても正式にリリースされていない。
そのパッケージの作者が、現在は活動していない (と誰もが認めている)。
リーダーから捨てられた (つまり、リーダーが 「このパッケージの保守をやめる」と pear-dev で宣言した)。
QA コアチームのメンバーが、現在の開発者と保守担当者 (に加えて QA リストにも CC します) に対して、 そのパッケージの現状をたずねます。
リーダーの答えが
もうそのパッケージの保守に興味がないという場合、 QA チームが必要な手続きを進めることを認めます。
まだ保守を続ける位置はあるものの、 現在は忙しくてその暇がないという場合、以下のいずれかの選択肢があります。 リーダーと QA で話し合い、 期限を決めてそれまでになんらかのアクションを起こす (つまり「今月いっぱいはちょっと忙しいけど、来月 3 日には復帰できる」など)。 あるいは、副リーダーに対して開発の続行を依頼する。
he states that he still intends to work on the package, but is busy at that point. Either a timeframe will then be decided upon by the lead and QA during which some activity must occur (i.e. I'm going to be busy the rest of this month but I'll get back to it on the 3rd of next month) OR a second lead developer will be sought to continue development
pear-dev に対して、希望者を募るメッセージを送ります。
そのパッケージを引き継ぎたい場合は、 QA メーリングリストにその旨を投稿し、 あなたが何者で、なぜ引き継ぎたいのかを表明しなければなりません。
その人が適任であり、引き継ぐだけの能力があると QA チームが判断すると、その人を新しいメンテナとして認定します。 複数の人が手をあげたときには、そのつどうまい具合に処理していきます。
QA コアチームによって、そのパッケージが「孤児」であると指定されます。
パッケージが「孤児」となると、 警告とメンテナ募集のメッセージがそのパッケージのページに表示されます。