例 -- 実際に触ってみよう

導入

ここでは、実際に触ってみることで使い方を覚えていきましょう。

まずは Date オブジェクトのインスタンスを作成するところからです。

Date オブジェクトに対して何らかの操作をしたら、 きっとその結果を取得したくなることでしょう。 これを行うにはいくつかの方法があります。たとえば、 getTimegetDate を使用するなどです。

Date にはこれ以外にもさまざまな出力メソッドがあります。 それらについては後半で扱います。

さて、Date のインスタンスを作成する方法がわかったので、 ちょっとした作業をしてみましょう。

時刻の差の計算

2 つの日付の間の時間を知りたいといった場面はよくあることでしょう。 Date を使えば、そんなのは簡単なことです。 まずは新たに Date_Span オブジェクトを作成してその setFromDateDiff メソッドを使用し、 toDays を用いて正確な日数を取得します。

注意 Date とは異なり、Date_Span は内部的には整数型で処理を行います。つまり、32 ビット (約 68 年) までしか処理できないということです。

タイムゾーンの変換

Date は、タイムゾーンも扱うことができます。 サポートするすべてのタイムゾーンを配列で取得するには getAvailableIDs を次のように使用します。 $list = Date_TimeZone::getAvailableIDs();

convertTZ は、 Date オブジェクトのタイムゾーン設定を指定したものに変更します。 format を使用すると、タイムゾーンの設定を表示することができます。 Date_TimeZonegetDefault メソッドを使用すると、 そのコンピュータ上のデフォルトのタイムゾーンを取得することができます。

日付配列の並べ替え

Date オブジェクトの配列を作成したら、 それを並べ替えたくなるかもしれません。そんなときに使えるのが compare メソッドです。