DICOM とは?
File_DICOM は、DICOM
ファイルの読み込みと変更を行います。DICOM は
Digital Imaging and COmmunications in Medicine の略で、
デジタル画像 (X 線やトモグラフィー) やそれに関連する情報の作成、
保存および交換のための標準規格で、医療の現場で使用されます。
このパッケージは、個々の DICOM データの交換/移動はサポートしていません。
また、ネットワーク関連の機能もサポートしていません。
DICOM 標準についての詳細な情報は
NEMA のサイト
を参照ください。
作者として、
このパッケージで作成した情報をもとに診断を行うことは推奨しません。
その理由についての詳細は ここ
を参照ください。
使用法
File_DICOM は、ふたつの目的のために使用します。
まずはファイル (画像データを含む) からデータを取得すること、
そして新しい値をそのデータに取得 (そして変更をファイルに書き戻す) ことです。
DICOM から関連するデータを取得し、画像データを同時にエクスポートする方法を見てみましょう。
例 43-1データの表示 <?php
require_once('File/DICOM.php');
$dicom = new File_DICOM();
$res = $dicom->parse("test.dcm");
// エラーチェック
if (PEAR::isError($res)) {
die("Error: ".$res->getMessage()."\n");
}
// DICOM の属性の一部を、グループおよび要素インデックスを使用して表示します
echo 'StudyDate : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0020)."\n";
echo 'Image Date : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0023)."\n";
echo 'Image Type : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0008)."\n";
echo 'Study Time : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0030)."\n";
echo 'Institution Name : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0080)."\n";
echo 'Manufacturer : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x0070)."\n";
echo 'Manufacturer Model Name : '.$dicom->getValue(0x0008, 0x1090)."\n";
// あるいは要素名を指定します
echo 'Patient Name : '.$dicom->getValue('PatientName')."\n";
echo 'Patient Age : '.$dicom->getValue('PatientAge')."\n";
// PGM 画像をファイルから取得します
$res = $dicom->dumpImage('test.pgm');
if (PEAR::isError($res)) {
die("Error: ".$res->getMessage()."\n");
}
?> |
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