Archive_Tar::addModify()

Archive_Tar::addModify() -- ファイルまたはディレクトリを追加する

概要

require_once 'Archive/Tar.php';

boolean addModify (mixed $filelist, string $add_dir [, string $remove_dir = ''])

説明

このメソッドは既存のアーカイブに filelist にリストされたファイルやディレクトリを追加します。

もしアーカイブが存在しない場合、アーカイブを生成しようと試みます。 リストされるファイルやディレクトリは、アーカイブの最後にだけ追加されます。 しかしながら、アーカイブを展開する際に 最後のファイルは最初のファイルを上書きします。 これはアーカイブサイズの最適化がなされない、という結果になります。 もしファイルもしくはディレクトリが存在しない場合は無視されます。

パラメータ

返り値

boolean - 成功時には TRUE 、 失敗時には FALSE を返します。

例外・エラー

表 44-1PEAR_Error の値

エラーコードエラーメッセージ理由解決法
NULL"Invalid file list"関数に対する引数が正しくフォーマット、 あるいは構成されていません 引数のタイプミスを確認してください
NULL "Unable to open in write mode file name" 既存ファイルのファイル権限が書き込みを許可していない、 もしくはファイルがロックされています。 権限、または当該ファイルを使用しているプログラムの競合の可能性を 確認してください the file.
NULL "Invalid file list" アーカイブが空、もしくは破損しています  
NULL "File filename does not exist" アーカイブに追加するファイルが存在しません 関数の引数のタイプミスを確認してください
NULL "Directory dirname can not be read" アーカイブに追加するディレクトリもしくはファイルが存在しない、 もしくはディレクトリの読み込み権限がありません 関数の引数のタイプミスや権限を確認してください
NULL "Unable to open file filenamein binary read mode" アーカイブに追加するファイルを読めませんでした 関数の引数のタイプミスやファイルの権限を確認してください

注意

この関数は、スタティックにコールする ことはできません。

Windows システムでは、Windows のパスフォーマットが利用可能です。 しかしながら、ファイルが Windows のパスを使用している場合、 $remove_dir パラメータも Windows のパスフォーマットにしなければなりません。 $add_dir パラメータは、Windows もしくは UNIX のパスフォーマットで指定可能です。