API

API -- Application Programming Interface

パーサ/ライターのオプションの初期化

クラスのコンストラクタ で、多彩なオプションを設定することができます。

ティップ HTML_CSS 1.4.0 以降では、次のようにしてオプションを直接設定できます。
<?php
require_once 'HTML/CSS.php';

$css = new HTML_CSS();

// PHP5 以降の場合
$css->allowduplicates = true;

// PHP4 の場合
$css->__set('allowduplicates', true);
?>

セレクタやプロパティの値の処理

単一のセレクタやその子孫の読み書きをするのは簡単で、 HTML_CSS::getStyle() HTML_CSS::setStyle() を使用します。

セレクタのグループ化

最も高度で複雑な関数群が、セレクタのグループ化用のこれらの関数です。 HTML_CSS::createGroup() , HTML_CSS::unsetGroup() , HTML_CSS::getGroupStyle() , HTML_CSS::setGroupStyle() , HTML_CSS::addGroupSelector() , HTML_CSS::removeGroupSelector() , HTML_CSS::setSameStyle()

データソースのパース

データソースの扱いは非常に簡単で、 HTML_CSS::parseString() HTML_CSS::parseFile() 、そして HTML_CSS::parseData() のいずれかを一度コールするだけです。

データソースのチェック

HTML_CSS を PHP 5 で使用すると、データソースの妥当性をチェックできるようになります。 そのためには HTML_CSS::validate() を使用します。

出力

結果を直接ブラウザに送信する、ファイルに保存する、 あるいは PHP の変数に格納するなど、必要に応じて HTML_CSS::toArray() HTML_CSS::toInline() HTML_CSS::toFile() HTML_CSS::toString() HTML_CSS::display() HTML_CSS::getContentDisposition() そして HTML_CSS::setContentDisposition() のいずれかを使用します。

セレクタやプロパティの検索

セレクタやプロパティの検索を (perl 互換のパターンで) 行うには HTML_CSS::grepStyle() を使用します。

重要項目この関数は、バージョン 1.1.0 以降で使用可能です。

@ ルールの処理

HTML_CSS::getAtRulesList() を使用すると、 対応している @ ルールの一覧を取得することができます。

重要項目 @ ルール関連の関数は、バージョン 1.5.0 以降で使用可能です。

単純な宣言型の @ ルール (スタイルブロックを宣言しないもの) である @charset や @import、@namespace は HTML_CSS::createAtRule() および HTML_CSS::unsetAtRule() で処理します。

条件指定つきの @ ルール (スタイルブロックの宣言を含むもの) である @media や @page、@font-face は HTML_CSS::getAtRuleStyle() および HTML_CSS::setAtRuleStyle() で処理します。