HTML_QuickForm_DHTMLRulesTableless は、HTML_QuickForm が作成するクライアント側の検証時の警告画面を、標準の JavaScript アラートウインドウから DHTML に置き換えるものです。 HTML_QuickForm_Renderer_Tableless レンダラ を利用する際に使用します。
HTML_QuickForm の標準的な機能 (クライアント側の検証時のエラーを "onSubmit" イベントで表示する) だけでなく、このパッケージでは "onBlur" イベントや "onChange" イベントでもエラーを表示させることができます (これを有効にする方法は、以下を参照ください)。
このパッケージを使用するには、単にこのようにすればいいだけです。
require_once 'HTML/QuickForm.php'; require_once 'HTML/QuickForm/DHTMLRulesTableless.php'; require_once 'HTML/QuickForm/Renderer/Tableless.php'; $form = new HTML_QuickForm_DHTMLRulesTableless(...); $renderer = new HTML_QuickForm_Renderer_Tableless(); // ここに通常のコードを書きます。 // たとえばフォームのフィールドや規則など……。 $form->accept($renderer); echo $renderer->toHtml(); |
先ほどテーブルレスレンダラのところで説明したように、 完全に妥当な XHTML コードを出力させるには以下の行を追加しなければなりません。
$form->removeAttribute('name'); |
注意 $form の使用方法は、標準の HTML_QuickForm パッケージと同じです。まったく違いはありません。
"onBlur" イベントや "onChange" イベントでの検証を有効にするには、 $form->accept($renderer); をコールする前に次の行を追加します。
$form->getValidationScript(); |