このレンダラは、フォームの HTML を直接生成して出力します。 これは、バージョン 3.0 以前に組み込まれていたフォーム出力ロジックをもとにしたものです。
このレンダラには、要素のテンプレートが組み込まれており、そのフォーマットは HTML_Template_Sigma あるいは HTML_Template_IT と似ています (ただ、サポートされるのはプレースホルダとブロックのみです)。 レンダラの renderSomething() メソッドがコールされると、 その要素用のテンプレートを探して必要な置き換えを行い、その結果を フォームの HTML に追記します。
アプリケーションでテンプレートエンジンを使用していない場合、 あるいはフォームの出力をカスタマイズする必要がない場合には、 デフォルトレンダラの使用をお勧めします。 このレンダラを使用すると、最も高速にフォームを出力できます。
例 47-1デフォルトレンダラの使用法
|
ティップHTML_QuickForm::toHtml() メソッドは、その内部でデフォルトレンダラを使用します。