Pager (v.1.x) 対 Pager_Sliding

Pager (v.1.x) 対 Pager_Sliding -- 2つのクラスの特長を比較する

Pager との違いは何か?

While Pager v.1.x は、"ジャンプ型のウィンドウ" スタイルを取っています。 Pager_Sliding は、"スライド型のウィンドウ" スタイルを取っています。 どういう意味でしょうか? 例を見てみましょう。

Pager v.1.x ロジック

データが15ページに渡り、 ウィンドウ幅が5ページのリンクがある場合を考えてみます。 リンクは、"フレーム"上に5ページ毎 [1-5] [6-10] [11-15] に表示されます。 Pager v.1.x は、 あなたがこの5ページのどれかにいる間、 常に同じ5ページのリンクを表示します。 ここに、時間的に連続したリンクがあります。1ページから始まり、 昇順に進みます。 現在のページ番号はブラケットで囲まれ、ハイライトされます。
a)    {1} 2  3  4  5  =>   // first frame: [1-5]
b) <=  1 {2} 3  4  5  =>
c) <=  1  2 {3} 4  5  =>
d) <=  1  2  3 {4} 5  =>
e) <=  1  2  3  4 {5} =>   // HERE IT JUMPS TO THE NEXT FRAME
f) <= {6} 7  8  9 10  =>   // second frame: [6-10]
g) <=  6 {7} 8  9 10  =>
h) <=  6  7 {8} 9 10  =>
といった具合です。 "ジャンプ型のウィンドウ" フレームが分かりますか?制限に達したとき (例では、5ページから6ページに移動したとき)、次のフレーム (6から10ページへのリンクがあります)に "ジャンプ" します。

Pager_Sliding ロジック

あるフレームから別のフレームにジャンプする代わりに Pager_Sliding を使用すると、 変更がスムーズに行われ、 現在のページは常に "ウィンドウ" の中央に表示されます (もちろん、最初と最後のページは例外です)。
a)       {1} 2  3  4  5  => [15]
b) [1] <= 1 {2} 3  4  5  => [15]
c) [1] <= 1  2 {3} 4  5  => [15]  // HERE IT's STARTING WORKING AS DESIGNED
d) [1] <= 2  3 {4} 5  6  => [15]  // see: current page number is at the center of the window
e) [1] <= 3  4 {5} 6  7  => [15]  // and it stays there...
f) [1] <= 4  5 {6} 7  8  => [15]
g) [1] <= 5  6 {7} 8  9  => [15]
h) [1] <= 6  7 {8} 9 10  => [15]
といった具合です。

その他の違い

異なる "哲学" は別として、 Pager_Sliding は、非常にカスタマイズ可能なように デザインされています。

更新情報: Pager 2.x がリリースされましたので、 Pager_Sliding でのみ使用可能だった全てのオプションは、 現在、Pager でも全て実装されています。 既述の通り、Pager_Sliding は新しい Pager v.2.x のため、現在では非推奨となっています。 Pager v.2.x では、 mode を変えるだけで 両方の動作方法("ジャンプ型" と "スライド型")を使用することができます。 詳細については、 Pagerのドキュメントを参照してください。