Image_Barcode は文字列からバーコードを作成します。 このパッケージは複数のドライバをサポートしており、 以下の形式のバーコードを作成することができます。
Code 39
Code 128
EAN 13
INT 25
PostNet
UPCA
バーコードを作成する方法は簡単で、まず Image/Barcode.php をインクルードした後にクラスの静的メソッド draw() をコールするだけです。
このメソッドには四つのパラメータを指定します。最初のパラメータは、 バーコードに変換したい文字列です。二番目のパラメータは、 使用するドライバを指定します。これは Code39、code128、 ean13、int25、 postnet あるいは upca のいずれかとなります。
注意 Code39 と code128 で (先頭の c の) 大文字小文字が異なるのには特に理由はありません。 このようにする意味もないのですが、過去との互換性のためにこのままにしています。
draw() の三番目のパラメータは、作成する画像の形式です。 jpg、png あるいは gif のいずれかを指定します。
デフォルトでは、バーコードドライバが作成した画像が直接ブラウザに出力されます。 これが気に入らない場合は四番目のパラメータに false を指定します。すると、 draw() は GD 画像リソースオブジェクトを返すようになります。 これを使用して、その後何かをすることができます。
<?php require_once 'Image/Barcode.php'; Image_Barcode::draw('1234', 'int25', 'png'); ?> |
他の PEAR パッケージと同様、このパッケージにはいろいろなサンプルが含まれています。 これは、PEAR インストールディレクトリの中の docs/Image_Barcode ディレクトリにインストールされます。