Net_MAC::format() -- Media Access Control (MAC) アドレスをきれいに整形する
説明
この関数は、いろんなフォーマットで渡された MAC アドレスを
XX:XX:XX:XX:XX:XX フォーマットに変換します。区切り文字
(この例における ':') は、任意のものに変更することが可能です。
これは、パラメータ $delimiter (デフォルトは ':') で指定します。
パラメータ
string $input -
MAC アドレスを含む文字列。
string $delimiter -
MAC アドレスの整形に使用する区切り文字を表す文字列。
string $uppercase -
TRUE (デフォルト) に設定すると、
MAC アドレス内の十六進値の英字を大文字にして返します。
FALSE の場合は、十六進値の英字を小文字にします。
返り値
string -
整形済みの MAC アドレスを返します。MAC アドレスの構文が間違っている場合は
FALSE を返します。
例
例 54-1format() の使用法 require_once "Net/MAC.php";
$macaddr = 'AB:CD:EF:00:11:22';
if (!Net_MAC::check($macaddr)) {
echo "$macaddr は無効です";
exit;
}
$mac = Net_MAC::format($macaddr);
if ($mac) {
echo "$mac";
}
else {
echo "$macaddr をフォーマットできません";
} |
この例の出力は、次のようになります。
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例 54-2format() で、さまざまな区切り文字の MAC
アドレスを取得する require_once "Net/MAC.php";
$macaddr = 'AB:CD:EF:00:11:22';
if (!Net_MAC::check($macaddr)) {
echo "$macaddr は無効です";
exit;
}
$mac = Net_MAC::format($macaddr, '-');
if ($mac) {
echo "$mac";
}
else {
echo "$macaddr をフォーマットできません";
} |
この例の出力は、次のようになります。
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例 54-3format() を使用して、すべて英大文字で
MAC アドレスを取得する require_once "Net/MAC.php";
$macaddr = 'ab:cd:ef:00:11:22';
if (!Net_MAC::check($macaddr)) {
echo "$macaddr は無効です";
exit;
}
$mac = Net_MAC::format($macaddr, '', true);
if ($mac) {
echo "$mac";
}
else {
echo "$macaddr をフォーマットできません";
} |
この例の出力は、次のようになります。
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