Services_Weather_Weatherdotcom クラス概要

Services_Weather_Weatherdotcom クラス概要  -- PEAR::Services_Weather_Weatherdotcom

PEAR::Services_Weather_Weatherdotcom

このクラスは、weather.com の xml サービスに対するインターフェイスです。 指定した場所について、現在の天気データと今後 10 日の予報を取得します。

weather.com の xml を使うには、 http://www.weather.com/services/xmloap.html からリンクをたどり、登録を済ませてください。これは無料です! そうすると、SDK のダウンロード方法や必要な画像、 weather.com のデータを公開する際のガイドラインがメールで送られてきます。 残念ながら、このガイドラインは少々厳しいものになっています。 そのため、このクラスではデータの表示方法をなにもいじっていません。 単に生のデータをそのまま出力します。 また、weather.com は動的なキャッシュ処理を要求しています。 そこで、このクラスではキャッシュ処理を有効にしておくことを強く推奨します。 このキャッシュは、ガイドラインに従った内容となっています。

実際の使用例は docs/Services_Weather/examples/weather.com-basic.php を参照ください。

Services_Weather_Weatherdotcom のクラス階層

Services_Weather_Weatherdotcom が継承するメソッド

表 67-1 Services_Weather_Common から継承したもの

メソッド名概要
Services_Weather_Common::calculateDewPoint() 温度と湿度から露点を計算します。 これはあくまでも概算値です。 露点を正確に計算する公式はありません。ここで使用しているのは Magnus-Formula と言われるものです。
Services_Weather_Common::calculateHumidity() 温度と露点から湿度を計算します。 これはあくまでも概算値です。 露点を正確に計算する公式はありません。ここで使用しているのは Magnus-Formula と言われるものです。
Services_Weather_Common::calculateWindChill() 温度と風速から体感温度を計算します (拡張公式を使用します)。
Services_Weather_Common::convertDistance() km, ft および sm の距離を変換します。
Services_Weather_Common::convertPressure() in、hpa、mb、mm および atm の気圧を変換します。
Services_Weather_Common::convertSpeed() mph、kmh、kt、mps および fps の速度を変換します。
Services_Weather_Common::convertTemperature() f および c の温度を変換します。
Services_Weather_Common::getUnitsFormat() 選択した単位系を返します。
Services_Weather_Common::polar2cartesian() 極座標をデカルト座標に変換します。
Services_Weather_Common::setCache() データのキャッシュを有効にします。使用することを強く推奨します。
Services_Weather_Common::setDateTimeFormat() 時刻や日付の表示形式を変更します (http://www.php.net/date を参照ください)。
Services_Weather_Common::setHttpTimeout() HTTP リクエストのタイムアウト秒数を設定します。
Services_Weather_Common::setUnitsFormat() 単位の表記を変更します (標準/メートル法)。