配列と配列形式の COM プロパティ
多くの COM オブジェクトは、プロパティを配列で公開したり
配列形式を使用してアクセスできるようにしています。
PHP 4 では、PHP の配列構文を使用してこれらのプロパティに対する読み書きが
できますが、1 次元の配列のみがサポートされます。多次元のプロパティを
読み込みたい場合は、プロパティへのアクセスを関数コールに組み込んで
各パラメータを入れtうの各次元に対応させるという方法が可能ですが、
そのようなプロパティに対する書き込みの手段はありません。
PHP 5 では以下の新機能を用いることで多少ましになりました。
-
多次元配列・複数パラメータを要求する COM プロパティへの
PHP の配列構文を使用したアクセス。
書き込みやプロパティの設定にもこの技法が使用可能です。
-
foreach 制御構造を使用した
SafeArrays ("真の" 配列) の値の取得。SafeArrays が自分自身の
サイズについての情報を含んでいることからこれが可能となります。
配列形式のプロパティが IEnumVariant を実装している場合は、その
プロパティに対しても foreach が使用可能です。この項目についての
詳細な情報は、例 をごらんください。