(PECL ibm_db2:1.0-1.6.2)
db2_conn_error — 直近の接続から返された SQLSTATE を含む文字列を返す
db2_conn_error() は、データベースへの直近の接続が 失敗した原因を表す SQLSTATE を返します。接続が失敗した場合には、 db2_connect() は FALSE を返します。 この場合、SQLSTATE の値を取得するために db2_conn_error() に何もパラメータを渡す必要はありません。
しかし、接続は成功したもののその後に無効になった場合は、 パラメータ connection を指定することで 特定の接続についての SQLSTATE を取得することができます。
SQLSTATE の値の意味を調べるには、DB2 コマンドラインプロセッサのプロンプトで
次のコマンドを発行します。
db2 '? sqlstate-value
'
また、db2_conn_errormsg() をコールして、
明示的なエラーメッセージと、それに関連する SQLCODE の値を取得することも可能です。
当初は成功したものの、その後に無効になった接続に 関連付けられた接続リソース。
失敗した接続試行の結果を表す SQLSTATE を返します。 直近の接続試行に関連するエラーがない場合には空の文字列を返します。
例1 失敗した接続試行からの SQLSTATE の取得
以下の例では、db2_connect() に わざと無効なパラメータを渡し、SQLSTATE を取得しています。
<?php
$conn = db2_connect('badname', 'baduser', 'badpassword');
if (!$conn) {
print "SQLSTATE の値: " . db2_conn_error();
}
?>
上の例の出力は以下となります。
SQLSTATE の値: 08001