(PECL fileinfo:0.1-1.0.4)
finfo_open -- finfo->__construct — 新しい fileinfo リソースを作成する
手続き型
オブジェクト指向型 (コンストラクタ)
この関数は、magic データベースをオープンしてそのリソースを返します。
ひとつあるいは複数のFileinfo 定数の組み合わせ。
magic データベースファイルの名前。通常は /path/to/magic.mime のようになります。 指定されなかった場合は、環境変数 MAGIC の値が使用されます。この環境変数も設定されていない場合、 /usr/share/misc/magic をデフォルトで使用します。 必要に応じて、.mime や .mgc が追加されます。
成功した場合に magic データベースリソース、失敗した場合に FALSE を返します。
例1 オブジェクト指向型
<?php
$finfo = new finfo(FILEINFO_MIME, "/usr/share/misc/magic"); // return mime type ala mimetype extension
if (!$finfo) {
echo "fileinfo データベースのオープンに失敗しました";
exit();
}
/* 指定したファイルの mime タイプを取得します */
$filename = "/usr/local/something.txt";
echo $finfo->file($filename);
/* 接続を閉じます */
$finfo->close();
?>
例2 手続き型
<?php
$finfo = finfo_open(FILEINFO_MIME, "/usr/share/misc/magic"); // return mime type ala mimetype extension
if (!$finfo) {
echo "fileinfo データベースのオープンに失敗しました";
exit();
}
/* 指定したファイルの mime タイプを取得します */
$filename = "/usr/local/something.txt";
echo finfo_file($finfo, $filename);
/* 接続を閉じます */
finfo_close($finfo);
?>
上の例の出力は以下となります。
text/plain