(PECL id3:0.1-0.2)
id3_set_tag — ID3 タグに格納されている情報を更新する
id3_set_tag() は、ID3 タグに格納されている情報を 変更するために使用されます。タグが存在しない場合は、新たに追加されます。
MP3 ファイルへのパス。
ファイル名のかわりに、ストリームリソースを渡すことも可能です。
タグのキーと値を含む連想配列。
連想配列の中で使用できるキーは以下のようになります。
キー | とりうる値 | 使用可能なバージョン |
---|---|---|
title | 最大 30 文字までの文字列 | v1.0, v1.1 |
artist | 最大 30 文字までの文字列 | v1.0, v1.1 |
album | 最大 30 文字までの文字列 | v1.0, v1.1 |
year | 4 桁の数値 | v1.0, v1.1 |
genre | 0 から 147 までの整数値 | v1.0, v1.1 |
comment | 最大 30 文字 (v1.1 では 28 文字) までの文字列 | v1.0, v1.1 |
track | 0 から 255 までの整数値 | v1.1 |
MP3 ファイルにはバージョン 1.x および 2.x のタグを両方含められるので、 ここでタグのバージョンを指定します。
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
例1 id3_set_tag() の例
<?php
$data = array(
"title" => "Re:Start",
"artist" => "Re:\Legion",
"comment" => "A nice track"
);
$result = id3_set_tag( "path/to/example.mp3", $data, ID3_V1_0 );
if ($result === true) {
echo "タグが正常に更新されました\n";
}
?>
ファイルが書き込み可能な場合、 この例の出力は次のようになります。
タグが正常に更新されました
注意: 現時点では id3_set_tag() がサポートしているのは バージョン 1.0 および 1.1 のみです。