(PHP 4 >= 4.0.2, PHP 5 <= 5.0.5, PECL ingres:1.0-1.4.3)
ingres_fetch_array — 1 行分の結果を配列に取得する
この関数は、ingres_fetch_row() の拡張版です。 結果として返される配列の数値添字にデータを保存するだけでなく、 フィールド名をキーとして連想配列にもデータが保存されます。
結果において複数のカラムが同じフィールド名を有している場合、後の カラムが優先されます。同名の他のカラムにアクセスするには、カラムの 添字番号を使用するか、カラムのエイリアスを作成する必要があります。
<?php
ingres_query("select t1.f1 as foo t2.f1 as bar from t1, t2");
$result = ingres_fetch_array();
$foo = $result["foo"];
$bar = $result["bar"];
?>
速度面では、この関数は ingres_fetch_object() と同じで、ingres_fetch_row() とほぼ同等です (差は僅かです)。
result_type には、数値添字の場合に INGRES_NUM、連想配列の場合にINGRES_ASSOC、両方の場合に INGRES_BOTH(デフォルト)を指定可能です。
接続リンク ID。省略した場合は、最後にオープンしたリンクを使用します。
取得したレコード(行)に対応する配列を返します。 レコードがもうない場合は FALSE を返します。
例1 ingres_fetch_array() の例
<?php
ingres_connect($database, $user, $password);
ingres_query("select * from table");
while ($row = ingres_fetch_array()) {
echo $row["user_id"]; // 連想配列を使用する
echo $row["fullname"];
echo $row[1]; // 数値添字配列を使用する
echo $row[2];
}
?>