(PECL runkit:0.7-0.9)
runkit_method_redefine — 指定されたメソッドのコードを動的に変更する
注意: この関数は、 現在実行中(もしくはチェーンド)のメソッドを操作することはできません。
この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。
メソッドを再定義するクラス。
再定義するメソッドの名前。
カンマで区切られた、再定義後のメソッドの引数。
methodname がコールされた際に 評価される、新しいコード。
再定義するメソッドの型。 RUNKIT_ACC_PUBLIC、 RUNKIT_ACC_PROTECTED あるいは RUNKIT_ACC_PRIVATE のいずれか。
注意: このパラメータは PHP 5 以降でのみ使用されます。なぜなら、それ以前の バージョンでは全てのメソッドが public だからです。
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
例1 runkit_method_redefine() の例
<?php
class Example {
function foo() {
return "foo!\n";
}
}
// Example オブジェクトの作成
$e = new Example();
// Example::foo() の出力(再定義前)
echo "Before: " . $e->foo();
// 'foo' メソッドの再定義
runkit_method_redefine(
'Example',
'foo',
'',
'return "bar!\n";',
RUNKIT_ACC_PUBLIC
);
// Example::foo() の出力(再定義後)
echo "After: " . $e->foo();
?>
上の例の出力は以下となります。
Before: foo! After: bar!