GDライブラリ( » http://www.libgd.org/で取得可能)があれば、画像の作成と操 作を行なうこともできます。
操作できるイメージの形式は、インストールされている GDとこれらのイメージフォーマットにアクセスする ためにGDが必要とするその他のライブラリに依存し ます。gd-1.6より前のバージョンのgdは、GIFイメージ画像をサポートし ていますが、PNGはサポートしていません。一方、gd-1.6以降でgd-2.0.28未満の バージョンはPNGをサポートし、GIFはサポートしていません。 GIFサポートは、gd-2.0.28で再度有効になりました。
注意: PHP 4.3以降、GD libの付属版が付属しています。この付属版にはαブ レンディングのようないくつかの機能が追加されています。 この版のコードは、より管理が行き届き、安定しているため、 外部ライブラリの代わりに使用されるべきです。
注意: PHP 6.0.0 では GD 1.x はサポートされなくなりました。 GD 2.0.33 以降が必要となります。
より多くのイメージ形式を処理するために GD を拡張したいと思うかもしれません。
イメージ形式 | ダウンロードするライブラリ | 注記 |
---|---|---|
gif | gd-1.6より以前またはgd-2.0.28以降のバージョンのGDでのみサポートされます。 読み込みのみのGIFサポートは、PHP 4.3.0 とバンドルされたGDライブラリの組合せで利用可能です。 書き込みのサポートは、PHP 4.3.9および PHP 5.0.1以降で利用可能です。 | |
jpeg-6b | » ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/ | (PHP のビルド前に) jpeg-v6b ライブラリをビルドする際、configure で --enable-shared オプションを指定する必要があります。 そうしないと、PHP をビルドする際の configure で libjpeg.(a|so) not found というエラーが発生します。 |
png | » http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html | gd-1.6以降のバージョンのGDでのみサポートされます。 |
xpm | » ftp://metalab.unc.edu/pub/Linux/libs/X/!INDEX.html | Xウインドウ環境をインストールしている場合、 このライブラリを既に利用可能と思われます。 |
別の種類のフォントを処理できるようにGDを拡張したいと思うかもしれません。 以下にサポートされるフォントライブラリを示します。
フォントライブラリ | ダウンロード | 注記 |
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FreeType 1.x | » http://www.freetype.org/ | PHP 6.0.0 でサポートされなくなりました。 |
FreeType 2 | » http://www.freetype.org/ | |
T1lib | » ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/libs/graphics/) | Postscript Type 1 フォントをサポートします。 |