php.ini の設定により動作が変化します。
名称 | デフォルト | 変更可否 | 変更履歴 |
---|---|---|---|
oci8.privileged_connect | "0" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.max_persistent | "-1" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.persistent_timeout | "-1" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.ping_interval | "60" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.statement_cache_size | "20" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.default_prefetch | "10" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
oci8.old_oci_close_semantics | "0" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 5.1.2 以降で使用可能 |
以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
このオプションは外部の信用 (OCI_SYSOPER, OCI_SYSDBA) を利用して権限付きの接続を有効にします。
プロセスあたりの永続的な OCI8 接続の最大値を指定します。 このオプションを -1 に設定することは、制限なしを意味します。
与えられたプロセスがアイドル状態の永続的接続を維持する最大時間 (秒単位) を指定します。 このオプションを -1 に設定することは、 アイドル状態の永続的接続は永久に維持されることを意味します。
oci_pconnect() の間、ping を発行するまでに経過させる時間 (秒単位) を指定します。 0 に設定した場合、永続的接続は再利用される度に ping を発行します。 ping を完全に無効にするためには、このオプションを -1 に設定します。
注意: ping を無効にすることで oci_pconnect() は最高の効率で処理をコールしますが、ネットワークが分断された場合や PHP が接続した後に Oracle サーバがダウンし、 その後に実行されるスクリプト中において PHP が接続の失敗を検知しなくなります。 詳細な情報は oci_pconnect() を参照ください。
このオプションはステートメントキャッシュを有効にします。 また、キャッシュするステートメントの数を指定します。 ステートメントキャッシュを無効にする場合、このオプションを 0 に設定してください。
注意: より大きなキャッシュは、メモリ使用量の増加と引き替えに パフォーマンスの改善をもたらします。
このオプションはステートメントのプリフェッチを有効にし、 ステートメントの実行後自動的にフェッチされるデフォルトの行数を 設定します。
注意: より大きなプリフェッチは、メモリ使用量の増加と引き替えに パフォーマンスの改善をもたらします。
このオプションは oci_close() の動作を制御します。有効にすると、oci_close() は何も行いません。接続はスクリプトの終了まで閉じられません。 これは後方互換性のためのみに存在しています。 この設定を有効にする必要があると判明した場合、 このオプションを有効にする代わりに、 oci_close() をアプリケーションから削除することが 強く推奨されます。