(PECL phar:1.0.0-1.2.1)
Phar::setMetadata — phar アーカイブのメタデータを設定する
注意: このメソッドは、php.ini の phar.readonly が 0 でないと Phar オブジェクトで動作しません。それ以外の場合は PharException がスローされます。
Phar::setMetadata() は、 phar アーカイブ全体に関する独自の情報を保存する場合に使用します。 ファイル固有のメタデータについては PharFileInfo::setMetadata() を使うようにしましょう。大きなメタデータを使用すると、 phar アーカイブの読み込み時のパフォーマンスが低下します。
メタデータの使用例として考えられるのは、 アーカイブの中で最初に実行するファイルはどれかを指定したり、 » PEAR の package.xml のようなマニフェストの場所を指定したりすることです。 しかし、phar アーカイブに関する有用なデータなら何を保存してもかまいません。
phar アーカイブについての情報を含む、PHP の変数。
例1 Phar::setMetadata() の例
<?php
// 確実に消しておきます
@unlink('brandnewphar.phar');
try {
$p = new Phar(dirname(__FILE__) . '/brandnewphar.phar', 0, 'brandnewphar.phar');
$p['file.php'] = '<?php echo "hello"';
$p->setMetadata(array('bootstrap' => 'file.php'));
var_dump($p->getMetadata());
} catch (Exception $e) {
echo 'phar の作成/変更ができません:', $e;
}
?>
上の例の出力は以下となります。
array(1) { ["bootstrap"]=> string(8) "file.php" }