注意: 初期のバージョンの SDO 拡張モジュールは、XML DAS 用に別の共有ライブラリが必要でした。これは今は使われていないので、 php_sdo_das_xml.dll や sdo_das_xml.so への参照を php.ini から削除してください。
SDO を構成する 3 つのコンポーネントである SDO コア、XML DAS およびリレーショナル DAS は、ひとつの PECL プロジェクト Service Component Architecture (SCA) にまとめられており、SCA_SDO という名前になっています。つまり、以下のコマンドで、 SCA をダウンロードして SDO の全パーツをインストールすることができます。
pecl install SCA_SDO
このコマンドは SDO 共有ライブラリをビルドし、 SCA およびリレーショナル DAS の PHP ファイルをインストールします。
最新のベータ版を使用するには、代わりに次のコマンドを使用します。
pecl install SCA_SDO-beta
pecl コマンドは、SDO モジュールを自動的に PHP 拡張モジュールディレクトリにインストールします。 SDO 拡張モジュールを有効にするには、以下の行を php.ini に追加しなければなりません。
extension=sdo.so
PECL パッケージのビルド方法についての詳細は、マニュアルの PECL 拡張モジュールのインストール を参照ください。
SDO の最新版の DLL は、 » php_sdo.dll からダウンロードできます。
現在は、» pecl4win では安定リリース版のバイナリが提供されていないことに注意しましょう。 最新版のみがダウンロード可能となっています。
pecl コマンドは、SDO モジュールを自動的に PHP 拡張モジュールディレクトリにインストールします。 SDO 拡張モジュールを有効にするには、以下の行を php.ini に追加しなければなりません。
extension=php_sdo.dll
リレーショナル DAS をダウンロード、インストールするには、 以下のコマンドを実行します。
pecl install -B sdo
リレーショナル DAS は PHP で書かれています。 sdo/DAS/Relational を含むディレクトリを指すように php.ini の include_path を設定しなければなりません。
この節では、Linux 上で SDO コアおよび XML DAS をビルドする方法を 説明します。これを知る必要があるのは、CVS からチェックアウトした 最新バージョンをビルドしたい場合のみです。
拡張モジュールのメインディレクトリに移動します。 cd < sdo のコードがある場所 >
phpize を実行します。これにより、 SDO をコンパイルするための環境を設定します。
次に ./configure; make; make install を実行します。 拡張モジュールをインストールするには、root としてログインする 必要があることに注意しましょう。
php.ini ファイルに extension=sdo.so を追加することで、このモジュールが PHP に読み込まれるようにします。