Auth::Auth()

Auth::Auth() -- コンストラクタ

概要

Auth::Auth (mixed $storageDriver [, mixed $options = "" [, string $loginFunction = "" [, boolean $showLogin = TRUE]]])

説明

認証システムのコンストラクタです。

コンストラクタによって、session_start() で PHP のセッション管理が開始されることが保証されます。 Auth が正しく動作するためには、セッションが有効になっている必要があるからです。

パラメータ

string $storageDriver

使用すべきストレージドライバーの名前、 もしくは独自の Auth_Container オブジェクト

mixed $options

Auth 自身およびストレージドライバの両方についてのオプションを含む配列。 グローバルなオプションについては Auth のオプション 、 各ドライバ固有のオプションについては個々のストレージドライバのドキュメントを参照ください。

string $loginFunction

ログイン画面を表示するユーザ定義関数の名前。 この関数には三つのパラメータ $username、$status、&$auth を渡します。これらは、 直近に試みられたユーザ名、直近の試みが失敗した際の状態コード そして Auth オブジェクト自身への参照となります。

boolean $showLogin

ログインがオプションかどうかの定義

注意

この関数は、スタティックにコールする ことはできません。

参照

ストレージドライバ

データベーステーブル、 およびカラム名の代替名を指定する方法について示します。 この例では、テーブル myAuth を使用します。 フィールド myUserColumn からユーザー名、 フィールド myPasswordColumn からパスワードを選択します。 デフォルトでは、テーブル名およびフィールド名は それぞれ、auth および username、password となります。 また、DSN の代わりに、DSN 引数を保持した DB のオブジェクトを 渡すこともできます。

この機能は、 デフォルトと異なるデータベースレイアウトで、 PEAR::Auth を使用したい場合に必要となります。

この例は、独自のストレージコンテナを Auth に渡す方法について示しています。

Auth パッケージが提供するストレージコンテナが、 自らの要求に合致しない場合は、独自のストレージコンテナを 作成することができます。 ストレージコンテナの詳細な情報については、 ストレージドライバ のセクションを参照してください。