->joinAdd() -- JOIN クエリを生成するために他の DataObject を追加する
説明
他の DataObject を追加して JOIN クエリを生成します。
このメソッドを使用するときは注意してください。
そのままのクエリの方が joinAddメソッドを使用するよりも
分かりやすいかも知れません。
このメソッドを実装してくれた Stijn de Reede に感謝します。
パラメータ
object $obj - 結合されるオブジェクトを
指定します。
(値がない場合、結合がクリアされます)
string $joinType - "LEFT" | "INNER " | "RIGHT" | ""
INNER がデフォルトで、"" は結合やリンクが WHERE
句に追加されず、単純に select ... from a,b,c を実行します。
注意: 'LEFT' は LEFT OUTER と等価です。
string $joinAs -
テーブルを別名で扱いたい場合、
二次テーブルからカラムを複数選択したいときに役に立つでしょう
string $joinCol -
このオブジェクトのテーブルでマッチさせたいカラムを指定します。
このテーブルを子オブジェクトの複数箇所にリンクする場合に必要です。
注意
この関数は、スタティックにコールする
ことはできません。
以下の例はテストされていません。DB_DataObject::debugLevel(1) を使用し、
これを使用したときに何が行われているかを理解し、
著者により良い例を送ってください。
例
例 39-2本当にシンプルな結合 // (links.ini が正しく設定されていることを前提に)
// 24 番の製品のすべての画像を取得します
$i = new DataObject_Image();
$pi = new DataObjects_Product_image();
$pi->product_id = 24; // 製品 ID を 24 に設定します
$i->joinAdd($pi); // product_image を接続します
$i->find();
while ($i->fetch()) {
// 何かの処理を行います
} |
|
例 39-3結果の SQL SELECT * FROM image
LEFT JOIN product_image
ON (image.id = product_image.image_id)
WHERE product_image.id = 24 |
|
例 39-4より複雑な JOIN クエリ // ふたつの JOIN を使用する例
// 製品あるいは製品グループに関連するすべての画像を取得します
$i = new DataObject_Image();
$pi = new DataObject_Product_image();
$pgi = new DataObject_Productgroup_image();
$i->joinAdd($pi);
$i->joinAdd($pgi);
$i->find();
while ($i->fetch()) {
// 何かの処理を行います
} |
|
例 39-5結果の SQL SELECT * FROM image
LEFT JOIN product_image
ON (image.id = product_image.image_id)
LEFT JOIN productgroup
ON (image.id = productgroup_image.image_id); |
|