MDB_Common::limitQuery()

MDB_Common::limitQuery() -- 限定されたクエリをデータベースに送信する

概要

require_once 'MDB.php';

mixed &limitQuery (string $query, array [$types], integer $from, integer $count)

説明

SQL クエリを実行します。しかし、指定した行数だけしか結果を取得しません。 これは MySQL の LIMIT オプションをエミュレートしたものです。

パラメータ

string $query

SQL クエリ。

array $types

指定した場合は、結果セットのカラムの型が取得時に設定されます。

integer $from

取得を開始する行。

integer $count

取得する行数。

返り値

mixed - 新しいリソース ID/MDB_OK、 あるいは失敗した場合に MDB_Error を返します。

例外・エラー

表 39-1PEAR_Error の値

エラーコードエラーメッセージ原因対応
MDB_ERROR_NO_DB_SELECTED NULL データベースが選択されていません。 connect() で指定した DSN を確認します。
その他のすべてのエラーコード  データベース固有のエラー PHP マニュアル のデータベース関連の章で、エラーの意味を調べます。 たいていの場合は SQL の文法が間違っていることが原因です。 たとえば Oracle データベースの SQL 文で LIMIT を使用していることなどです。

注意

この関数は、スタティックにコールする ことはできません。

警告

このモジュールは、 実験的 なものです。 これらの関数の動作・関数名を含めここに書かれていることすべてが このパッケージの将来のリリースで予告なく変更される可能性があります。 注意を喚起するとともに、使用者のリスクでこのモジュールを使用してください。

データベースによっては、 query() より高速にならないこともあります。 limitQuery() の利点は、 できるだけ早い時点で結果セットの不要な行を削除するところにあります。 これにより、メモリの使用量を抑えられます。

参照

query()