Gtk2_IndexedComboBox_Model

Gtk2_IndexedComboBox_Model -- 裏で活躍するモデルクラス

Gtk2_IndexedComboBox_Model

モデルクラスは、キー/値の組を保存する場所です。 このクラスには二つのカラムがあります。どちらも Gtk::TYPE_STRING 型で、テキストおよび数値を保持できます。 最初のカラムにキーを格納し、対応する値を二番目のカラムに格納します。

このクラスでは、モデルにデータを保存するためのメソッドが用意されています。 set_array() はキー/値の組の連想配列を受け取ります。 いったん設定したら、次は append_array()prepend_array() を使用して現在の値の後ろや前に値を追加できます。 また、insert_array() を使用することもできます。 これは最初のパラメータで場所を指定し、二番目のパラメータでデータの配列を指定します。

*_array メソッドのほかに、単一のキー/値 の組を扱うために append() および prepend() が使用できます。 最初のパラメータにはキー、二番目のパラメータには値を指定します。 insert() は、最初のパラメータに場所を、 二番目と三番目のパラメータにキー/値を指定します。

モデルからデータを削除するには remove_key() を使用します。データの操作が終わったら、 get_array() を使用してキー/値の連想配列全体を取得します。

特定の GtkTreeIter (たとえばモデルから get_iter() で取得したもの) のキーあるいは値を取得するには、 get_key()get_text() を使用します。