PHP_CompatInfo のインストール

PHP_CompatInfo のインストール -- ふたつの方法: 自動インストールおよび手動インストール

インストール手順

PHP_CompatInfo (またの名を PCI) をインストールするには、 PEAR インストーラ を使わなければなりません。 このインストーラは PHP パッケージやアプリケーションの配布用の仕組みを提供しており、 チャネル構造や独自のファイルタスクに対応しています。詳細は PEAR 1.4 の新機能 を参照ください。

PCI をインストールするには PEAR インストーラを使うのがもっとも簡単ですが、 手動で PCI をインストールすることもできます。手動インストールの手順は次のとおりです。

  1. 最新のリリース版のアーカイブを http://pear.php.net/get/PHP_CompatInfo/ からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  2. pci.bat スクリプトを準備します。

    注意 windows ユーザのみです。

    1. compatinfo.bat スクリプトの名前を pci.bat に変更します。

    2. ファイル中の文字列 @php_bin@ を、 PHP コマンドラインインタプリタへのパスに置換します。 また、同じくファイル中の文字列 @bin_dir@ を、 pci スクリプトのインストール先へのパスに置換します。

    3. PATH が通っているディレクトリにそのファイルをコピーします。

  3. pci スクリプトを準備します。

    1. pci.php ファイルの名前を pci に変更します。

    2. ファイル中の文字列 @php_bin@ を、PHP コマンドラインインタプリタへのパス (通常は /usr/bin/php) に置換します。

    3. そのファイルを PATH の通ったディレクトリにコピーし、 実行可能にします (chmod +x pci)。 あるいは windows ユーザの場合は、@bin_dir@ 文字列に指定したディレクトリにコピーします (先ほど修正した箇所を参照ください)。

  4. html レンダラスクリプト (CompatInfo/Renderer/Html.php) を準備します。

    1. ファイル中の文字列 @data_dir@ を、 パッケージを展開したディレクトリに置換します。

    2. スタイルシート pci.css を別の場所に移動しない場合は、 . '@package_name@' . DIRECTORY_SEPARATOR の行を削除します。

  5. また、PEAR::Console_Table バージョン 1.0.5 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも http://pear.php.net/package/Console_Table/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  6. また、PEAR::Console_GetArgs バージョン 1.3.3 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも Download also, release archive of (or better), from http://pear.php.net/package/Console_GetArgs/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  7. また、PEAR::File_Find バージョン 1.3.0 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも http://pear.php.net/package/File_Find/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  8. また、PEAR::Event_Dispatcher バージョン 1.0.0 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも http://pear.php.net/package/Event_Dispatcher/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  9. XML レンダラを使用する場合は、さらに PEAR::XML_Util バージョン 1.1.4 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも http://pear.php.net/package/XML_Util/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。

  10. HTML レンダラを使用する場合は、さらに PEAR::HTML_Table バージョン 1.8.2 (あるいはそれ以降) のリリースアーカイブも http://pear.php.net/package/HTML_Table/download からダウンロードし、設定ファイル php.iniinclude_path に記述されているディレクトリに展開します。