エクスポート

エクスポート --  Structures_BibTex を使用したデータのエクスポート

概要

Structures_BibTex クラスが提供するメソッドを使用すると、 クラスに保存されたデータをエクスポートすることができます。 現在は、次のフォーマットに対応しています。

Author

デフォルトでは、著者の名前を "VON LAST, JR, FIRST" 形式でエクスポートします。それぞれ対応するプレースホルダが置換されます。 プレースホルダは大文字でなければなりません。 フォーマット文字列は、クラス変数 authorstring で定義されています。 たとえば、著者名の出力形式を "FIRST LAST" に変更するには、次のようにします。

BibTeX

基本的な機能として、当然 BibTeX フォーマットでのエクスポートが可能です。 これは、単に bibTex() メソッドを起動するだけです。

RTF

この機能は、データを Word にインポートするために作成されました。 Word は (もちろん Open Office や kword も)、 RTF フォーマットを読み込むことができます。 そのためには、出力データを 'somefile.rtf' という名前で保存して それを Word で開くだけです。Windows ユーザもこれで満足でしょう。 この機能を使用するには、rtf() メソッドをコールします。

各エントリのデフォルトの書式は、まず最初に著者名がきて、 次に (ダブルクォートで囲まれた太字の) タイトル、 それから (斜体の) 学会誌名、そして最後に年となります。 デフォルトの書式を変更するには、クラス変数 rtfstring をオーバーライドします。デフォルトの rtfstring は 'AUTHORS, "{\b TITLE}", {\i JOURNAL}, YEAR' となっています。文字列 AUTHORS、TITLE、JOURNAL および YEAR は、対応する値に置き換えられます。

HTML

この機能は、単にシンプルな HTML を作成します。 デフォルトの書式は rtf の場合と同じです。これを使用するには html() メソッドをコールします。

RTF エクスポートの場合と同様、デフォルトの HTML 文字列は オーバーライドすることが可能です。デフォルトの文字列はクラス変数 htmlstring に保存されており、 AUTHORS, "<strong>TITLE</strong>", <em>JOURNAL</em>, YEAR<br /> のようになっています。