インストール

インストール -- コアパッケージおよびドライバパッケージのインストール方法

導入

PEAR についてあまりなじみがない方は、まず最初に PEAR の一般的なインストール方法 を読むことをお勧めします。

Structures_DataGrid は、別途提供されるドライバ を使用しています。つまり、コアパッケージ Structures_DataGrid をインストールしただけでは動作しないということです。

インストール手順

入力を処理するための データソースドライバ、そして出力を処理するための レンダリングドライバ (あるいはレンダラ) が、少なくともそれぞれひとつ以上必要です。

次のコマンドは、コアパッケージのほかに MDB2 データソース (SQL クエリをバインドするため)、HTML_Table レンダラおよび Pager レンダラ (ページ処理リンクのため) をインストールします。これで、大半の要件を満たすでしょう。

$ pear install -o Structures_DataGrid
$ pear install -o Structures_DataGrid_DataSource_MDB2
$ pear install -o Structures_DataGrid_Renderer_HTMLTable
$ pear install -o Structures_DataGrid_Renderer_Pager

注意 Failed to download pear/Structures_DataGrid within preferred state "stable", latest release is [...] のようなエラーメッセージが出た場合は、パッケージ名に -beta を追加して、次のようにします。

$ pear install -o Structures_DataGrid-beta

もちろんその他の入出力書式、例えば XML、MS Excel、DB_DataObject、XUL などを使用したいこともあるでしょう。 その場合は、対応するドライバをインストールします。

高度なインストール方法

データソースドライバやレンダラドライバを、すべて一括でインストールすることもできます。 次のふたつのコマンドを使用すると、Structures_DataGrid のほかにすべてのデータソースドライバとレンダラドライバを一括インストールします。

$ pear install Structures_DataGrid#datasources
$ pear install Structures_DataGrid#renderers

ただし、各ドライバは、その前提条件が満たされる場合にのみインストールされることに注意しましょう。 つまり、たとえば MDB2 がインストールされていなければ MDB2 データソースはインストールされません。同様に、Spreadsheet_Excel_Writer がインストールされていなければ Excel レンダラはインストールされません。

もちろん、アンインストールも同じようにできます。例えばこのようになります。

$ pear uninstall Structures_DataGrid#datasources
$ pear uninstall Structures_DataGrid#renderers