ここでは、PEAR マニュアルの構成やレイアウト・表記について説明します。 このマニュアルは主に以下の 6 つの部分から構成されています。
PEAR とその機能に関する導入を示します。 たとえば、PEAR のインストールと使用方法、 サポートに関する一般的な情報、PEAR 関連して頻出する質問の回答などがあります。
PEAR パッケージの開発/リリースについての一般的な情報を示します。
コア PEAR クラスに関する文書を示します。 このコアなコンポーネントは、すべての PEAR クラスのベースとなっており、 PEAR ライブラリを汎用的に使用するには、その基本的理解が必要となります。 ここでは、PEAR 基底クラス、PEAR 管理、PEAR_Error オブジェクト、 システムコマンドについて記述します。 これらのクラスは、通常、すべての PHP ソース配布ファイルに付属しています。
PEAR パッケージは数多くあり、さらに、その数は日々増え続けています。 そのほとんどは、デフォルトではインストールされません。 また、ほぼすべてのパッケージについて〔その概要や関連情報が〕文書化されています。 PEAR クラスをシステムへインストールする方法に関する情報については、 インストール に関するセクションを 参照してください。
パッケージの各クラスについての文書には、パブリックに利用可能な関数に関する 基本的な情報が示されています。さらに、導入、利用可能な定数の一覧、 パッケージの使用方法といった付加的な情報が含まれていることもあります。 パッケージのソースファイル自体にも、付加的な情報が含まれている場合があります。
各関数の説明には以下の要素のいずれかが含まれています。
概要
関数の構造とプロトタイプ。
説明
関数の動作に関する説明。
パラメータ
関数の各パラメータの型と名前。 必須なパラメータおよびオプションのパラメータを列挙します。
返り値
関数の処理が失敗せずに完了した場合の返り値。
例外・エラー
関数の処理が失敗した場合に返される PEAR_Error オブジェクト。
注意
この関数に関する追加情報。たとえば、この関数をスタティックにコールすることが できるかどうかについて。
参照
関連する関数やマニュアルのエントリへのリンク。
例
関数またはクラスの使用例。
PEAR パッケージを作成するための情報が記述されています。