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DomNode->append_child — 子ノードの最後に新規に子ノードを追加する
追加するノード。これには、例えば DomDocument->create_element, DomDocument->create_text_node など、もしくは単純にあらゆる他のノードによって作成されたノードを 指定することが可能です。
注意: このメソッドを使用して DOMAttribute を追加することはできません。代わりに DomElement->set_attribute を使用してください。
成功時は追加されたノード、失敗時は FALSE を返します。
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 4.3.0 | 他の文章からのノードを挿入することは、もはや許可されません。 |
| 4.3.0 | PHP 4.3.0 以前では、新規子ノードは追加する前に複製されます。 そのため、新規子ノードは完全に新しいコピーとなります。これは、 この関数に渡されたノードを変更することなしに修正することが可能です。 渡されたノードが子ノード自身の場合うまくコピーされますので、 XML 文章の大きな部位を簡単にコピーすることができます。 戻り値は追加された子ノードです。 もし追加された子ノードを変更するつもりであれば、 返されたノードを使用する必要があります。 |
| 4.3.0 と 4.3.1 | 新規子ノード newnode がすでに DomNode の子ノードである場合、最初に既存のコンテキストから削除されます。 そのため、newnode は移動され、 コピーされません。この動作は W3C 規格に準じるものです。 もし古い動作をさせる必要がある場合、追加ではなく DomNode->clone_node を使用してください。 |
| 4.3.2 | 新規子ノード newnode がすでにツリーにある場合、 最初に既存のコンテキストから削除されます。同じ規則が適用されます。 |
以下の例は新規ドキュメントに新規要素ノードを追加し、 属性 align を left に設定します。
例1 子ノードを追加する
<?php
$doc = domxml_new_doc("1.0");
$node = $doc->create_element("para");
$newnode = $doc->append_child($node);
$newnode->set_attribute("align", "left");
?>
上記の例は、以下のようにも書くことができました:
例2 子ノードを追加する
<?php
$doc = domxml_new_doc("1.0");
$node = $doc->create_element("para");
$node->set_attribute("align", "left");
$newnode = $doc->append_child($node);
?>
より複雑な例は以下の通りです。最初に特定の要素を検索し、 子を含むノードを複製し、兄弟ノードとして追加します。 最後に新規属性を新規兄弟ノード能古ノードの一つに追加し、 文章全体をダンプします。
例3 子ノードを追加する
<?php
include("example.inc");
if (!$dom = domxml_open_mem($xmlstr)) {
echo "Error while parsing the document\n";
exit;
}
$elements = $dom->get_elements_by_tagname("informaltable");
print_r($elements);
$element = $elements[0];
$parent = $element->parent_node();
$newnode = $parent->append_child($element);
$children = $newnode->children();
$attr = $children[1]->set_attribute("align", "left");
$xmlfile = $dom->dump_mem();
echo htmlentities($xmlfile);
?>
上記の例は DomNode->append_child の代わりに DomNode->insert_before を用いても動作します。
DOMNode::appendChild を使用してください。