(PHP 4, PHP 5)
fwrite — バイナリセーフなファイル書き込み処理
fwrite()はstring の内容を handle が指しているファイル・ストリームに書き込みます。
fopen() を使用して作成したファイルシステムポインタリソース。
書き込む文字列。
length パラメータが与えられている場合、 length バイト数分の書き込みが完了したか、 string が終わりに達したかのいずれか早い方の 事象により書き込みは中止されます。
length パラメータが指定されている場合、 magic_quotes_runtime 構成オプションは無視され、string からの スラッシュ文字の取り除きは行われないことに注意してください。
fwrite() は、 書き込んだバイト数、またはエラー時に FALSE を返します。
注意: (Windowsのように)バイナリとテキストファイルの形式が異なるシステムにおいては、ファイルをオープンする際に fopen()の mode パラメータに 'b' を指定する必要があります。
注意: fopen() を使用して追記モードでオープンした handle の場合、 fwrite() はアトミックになります (ただし、一部のプラットフォームにおいて string がファイルシステムのブロックサイズを超えない場合、 そしてローカルファイルシステム上のファイルである場合に限ります)。 アトミックであるとは、つまり fwrite() をコールする前にリソースを flock() する必要がないということです。データの書き込みが中断されることはありません。
注意: 同じファイルポインタに 2 回書き込みを行うと、 データはファイルの末尾に追記されます。 つまり、以下の例は期待通りに動作しないということです。
<?php
$fp = fopen('data.txt', 'w');
fwrite($fp, '1');
fwrite($fp, '23');
fclose($fp);
// 'data.txt' の中身は 123 となります。23 ではありません!
?>
例1 簡単な fwrite() の例
<?php
$filename = 'test.txt';
$somecontent = "Add this to the file\n";
// ファイルが存在しかつ書き込み可能かどうか確認します
if (is_writable($filename)) {
// この例では$filenameを追加モードでオープンします。
// ファイルポインタはファイルの終端になりますので
// そこがfwrite()で$somecontentが追加される位置になります。
if (!$handle = fopen($filename, 'a')) {
echo "Cannot open file ($filename)";
exit;
}
// オープンしたファイルに$somecontentを書き込みます
if (fwrite($handle, $somecontent) === FALSE) {
echo "Cannot write to file ($filename)";
exit;
}
echo "Success, wrote ($somecontent) to file ($filename)";
fclose($handle);
} else {
echo "The file $filename is not writable";
}
?>