リリース 3.2.5 の時点で HTML_QuickForm は 23 種類の要素をサポートしており、これらは createElement() で作成した上で addElement() によって追加できます。これらの要素は、大きく 2 種類 (標準 HTML 要素およびカスタム要素) に分けられます。
標準 HTML 要素
<input type="button" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_button です。
<input type="checkbox" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_checkbox です。
<input type="file" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_file です。
<input type="hidden" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_hidden です。
<input type="image" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_image です。
<input type="password" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_password です。
<input type="radio" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_radio です。
<input type="reset" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_reset です。
<select> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_select です。 このクラスは、配列あるいはデータベースから <option> 要素を読み込めます。
<input type="submit" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_submit です。
<input type="text" /> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_text です。
<textarea> 要素のためのクラスは HTML_QuickForm_textarea です。
<button> 要素のためのクラスは、 HTML_QuickForm_xbutton です。
カスタム要素型
アドバンスドチェックボックス型のフィールドのためのクラスは HTML_QuickForm_advcheckbox です。 基本的に、これは「チェックボックスではひとつの値 (チェックされているチェックボックスの値) しか渡せない」 という HTML の問題点を解決するものです。
自動補完機能つきのテキストフィールドのためのクラスは HTML_QuickForm_autocomplete です。 この要素は通常の HTML テキスト入力要素と似ていますが、 キーが押されるたびに javascript のイベントが起動し、 もし入力内容とオプションの配列が一致すればその内容を自動的に補完します。
日付 (および時刻) を入力するために使用する要素のグループのためのクラスは HTML_QuickForm_date です。
フォーム要素のグループのためのクラスは HTML_QuickForm_group です。 QuickForm では、いくつかの要素をひとつにまとめて それをひとつの新しい要素として扱うことができます。
フォームにヘッダを追加するためのクラスは HTML_QuickForm_header です。
このクラス HTML_QuickForm_hiddenselect は select 要素と似た動作をしますが、select 要素ではなく hidden 要素を作成します。すべての値は、 setDefaults() あるいは setConstants() で事前に選択されています。
複数の HTML <select> 要素を "連動させる" ためのクラスは HTML_QuickForm_hierselect です。 最初の <select> のオプションを選択すると その内容に応じて 2 番目の select 要素の内容が変化し、2 番目を選択すると ... というようになります。
廃止予定: 生の HTML をフォームに追加するために使用される擬似要素が HTML_QuickForm_html です。 デフォルトのレンダラでの使用のみが考慮されており、 テンプレートベースのレンダラではこれは無視されることでしょう。
リンク型のフィールドのためのクラスは HTML_QuickForm_link です。
静的データのためのクラスは HTML_QuickForm_static です。