サブパッケージ

サブパッケージ -- QuickForm のサブパッケージおよび QuickForm を使用しているパッケージの概要

HTML_QuickForm のサブパッケージ

この節では、HTML_QuickForm のサブパッケージ、たとえば独自の要素やレンダラなどについて説明します。

HTML_QuickForm_advmultiselect

このカスタム要素は、ふたつのセレクトボックスを使用して、 複数選択可能なセレクトボックスを実現します。

HTML_QuickForm_DHTMLRulesTableless

Tableless レンダラ (以下の HTML_QuickForm_Renderer_Tableless を参照ください) を使用している場合、このサブパッケージでデフォルトのクライアント側検証を置き換えます。 デフォルトでは JavaScript のアラートウィンドウを使用していますが、 これは (DHTML を使用して) エラーが発生した場所に動的にエラーメッセージを表示します (ドキュメント)。

HTML_QuickForm_Livesearch

これは独自の要素で、HTML の入力テキストボックスを作成します。 この要素内で JavaScript の keypressed イベントが発生するたびに 動的なドロップダウンセレクトボックスを返します (選択肢が非常に多いセレクトボックスを実現する際などに特に有用です)。 この要素は AJAX を使用しています。

HTML_QuickForm_Renderer_Tableless

HTML_QuickForm のデフォルトのレンダラを置き換えるものです。XHTML および CSS だけを使用し、table タグを用いません。そして、妥当な形式の XHTML を出力します (ドキュメント)。

HTML_QuickForm_SelectFilter

独自の要素です。select 要素に対してクライアント側で動的なフィルタを定義するために使用します。

他のサブパッケージ

これら以外にも、まだ PEAR パッケージとして正式に提案されていない サブパッケージがいくつかあります。そのうちのひとつが DHTMLRules サブパッケージで、これはデフォルトレンダラを使用したフォームで使用します。 このパッケージは Justin Patrin が作成しましたが、まだ PEAR パッケージとして提案されていません。

HTML_QuickForm を使用するパッケージ

この節では、HTML_QuickForm と組み合わせて使用できるパッケージについて説明します。 データベースとの連携や、複数ページのフォームの扱いなどが含まれます。

DB_DataObject_FormBuilder

FormBuilder は、DB_DataObject および HTML_QuickForm を使用した迅速なアプリケーション開発を助けるものです (ドキュメント)。

DB_Table

これは PEAR DB および MDB2 に組み込むパッケージで、データ型の抽象化および 自動的なテーブル作成、データ検証、insert、update、delete、select を行います。 これらを HTML_QuickForm と組み合わせることによって、テーブルのカラム定義に 一致する入力フォームを自動的に生成することができます (ドキュメント)。

HTML_QuickForm_Controller

複数のページで構成されるフォームを作りたいなら、このパッケージが最適です。 これは PageController パターンを実装したものです (ドキュメント)。

他のパッケージ

これら以外にも、オプションあるいは必須といったかたちで HTML_QuickForm を使用しているパッケージがあります。詳細は パッケージのサイト を参照ください。